昨日は、北風の冷たい1日でしたが以前お世話になったお客様と20数年ぶりに再会することができて心温まる1日でした。
当時働いていた会社にいたのは、次男がお腹にいたとき。その次男も21歳になっていますからまさに20年以上ぶりの再会。
きっかけは今年の年賀状でした。
ピアノのレッスンで月に2回近くまで行ってますと書いたところ、正月早々にお電話をいただきました。
電話口のお声はとても懐かしかったけれど、奥様は85歳になられ腰をいためて外出も難しいとのことだったので、思い切ってこちらからお尋ねしました。
本当にお久しぶりでしたが、もともと刺繍の先生をなさっていた奥様。
相変わらずのおしゃれさん(お召になっていたカーディガンのボタンがとても可愛かった!)おいしい物好き、お花好き・・・と話題は尽きず楽しくお話させていただきました。
母が生きていたらちょうど同じくらいの年代。相変わらず娘のように接していただきとてもうれしかったです。
帰り際に箱からいくつかのティッシュケースを取り出して
「好きなのを選んでね」と言われて、春らしいピンクのお花の刺繍のをいただきました。手作りのティッシュケースです。
そしてお土産におせんべいもいただきました。
お料理がお好きでかつては手料理をごちそうになったことも。
おいしいものセンサーも健在でした。
ご近所の方や魚屋さん豆腐屋さんなどの御用聞きの方もかわるがわる様子を見にきてくれているみたいです。
優しいお人柄なのでまわりの方々も親切にしてくださるのですね。
「歳をとるということは大変なのよ」とおっしゃっていたけれど、人生の先輩のお話は学びも多く、こんな風にまわりの人に感謝の気持ちを忘れず年を重ねていける人になりたいとも思いました。
20年ぶりのご縁は少し形を変えながらも復活していきそうです。寒い1日でしたが心の中はなんだか温かい気持ちになりました。
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